キーボード、ペダル、ケーブル類、譜面、その他もろもろ…
どのパートでもそれぞれエフェクターやスネアなんかを持ち込むことは多いですが、
キーボーディストにも鍵盤以外に必要なものが多々あります。

set

今回はそんなキーボーディストの持ち物について。
だーっと羅列してもいいのですが、シンセだとか各種電源だとか、
まぁ当然だと思えるものはここでは省きまして。

必須ではないけどあるとちょっと便利なもの、
スタジオやライブが楽になるものに焦点を当てて紹介してみようかと思います。




1.タブレットホルダー

holder

音源モジュールやサンプラー、パッドコントローラー、ガジェットなどなど。
何かと小物が増えてしまいがちなキーボーディストは
それぞれの置き場所を確保するにも苦心することが多々あります。

スタジオではピアノの上部や手近な椅子、譜面台に置いてしまうこともありますが、
せめて本番では視認性の良い手近なところに安定して置きたいもの。

マイクスタンドに取り付けるものならどこへ行っても間違いなく付けられますし、
コーラスをする場合でも別でスタンドを立てる必要がなく、見栄えもスッキリします。

TiSnowSampler

ホルダーは色々出ているので置くものの大きさ、重量に合わせて選んでみてください。
iPhoneやiPadを使う場合は専用のものがあるのでそちらをお勧めします。
軽くて小さいため滑り落ちるリスクも高いですし、落とすと一発アウトなこともありますからね。


MIDIcon

ちなみに、軽いMIDIコンなんかも置けてしまいます。
一台で済ませられそうなんだけどちょっとだけ足りない、そんなときに便利です。
また、視覚的なインパクトが弱くなりがちなキーボードもこうすることで
片手でひょいっと鍵盤を持ち上げてソロを弾く、なんてパフォーマンスができます。



2.音楽プレーヤー + ステレオミニ→フォン×2 ケーブル

iPod

スタジオでサッとシンセのインプットやミキサーに繋いで音源を確認したり、
ライブを想定してSEも含めて時間を計るときにSEを流したり。
イントロだけ事前に打ち込んだ音源を流したい、みたいな場合は簡易的なサンプラーとしても活用できます。
これに関してはキーボーディスト特有というわけでもありませんが、意外と使う機会が多いのであげてみました。



3.滑り止めマット

mat

キーボーディストなら誰しも演奏中に奥へ奥へと滑っていくペダルに翻弄されてリンボーダンスをした経験があり、またそれを慣れた足裁きで素早く戻すスキルもお持ちだとは思います。
が、そもそも滑らなければそれに越したことはないですよね。

ペダルの固定にはテープを貼ってしまうのが一般的だと思いますが、
カーペット的な床だとしっかり貼り付いてくれなかったり、一度決めてしまうと途中で動かせなかったり、何より面倒だったりするものです。
それを解消してくれるのが今回のメインディッシュ、100均の滑り止めマットです。

Damper

このようにペダルの下に敷くだけでしっかり止まってくれます。
フローリングのようなツルツルした床はもちろん、カーペットの上でも全く滑らない。

敷くよりもペダルの底に直接マット貼れば一発じゃない?というのはごもっともですが、
ペダル類は結構スタジオのもので済ませてしまうことも多いので、そういうときのためにも
マットだけ持っていってその場で敷いてしまった方が何かと楽です。
あとはギターのエフェクターなんかにも使えるので、使い回しができます。

VolumePedal

大きいペダルの場合、大き目に切って同じように敷いてしまってもいいんですが、
写真のように丸めて縦にしたものをペダルの奥の方に敷くことでも止まります。
ちなみに小さいペダルでこれをすると、奥にはいきませんが横に転がってしまいます。
普通のダンパーペダルくらいの大きさなら敷いてしまった方が良さそうです。

mat2

ペダルの固定以外に、キーボード本体に貼ってしまうのもアリです。
僕はここにその時々で小型ミキサーやMIDIマージボックス、メモ帳なんかを置いたりします。
ここのスペースはキーボードによって異なるので、色々使い道を考えてみてください。

mat3

更に。キーボードスタンドとキーボードの間に挟むという使い方もできます。
キーボードスタンドって意外とキーボードとの接地面に何も加工がされていないものがほとんどで、つるっとしているんですよね。
JUNOやX50みたいな軽いキーボードでグリスなんかをすると簡単に滑ります。

写真ではスタンドに直接貼っていますが、僕はライブではスタンドも持ち込むことが多いのでそうしています。スタジオでMIDIコンとして軽いシンセを借りるときはその場で挟みます。

個人的には滑りもパフォーマンスのひとつとして活用するのもアリかと思いますが、
やっぱり演奏しづらいし不安定なままだと精神衛生上もよろしくない。
そんな悩みまで解決してくれます、滑り止めマット。できる子。


一応楽器用のモノもあるみたいですが、個人的には100均で十分かなと思います。
ドラムのペダルや、もっと大きいものを固定するには良いかもしれません。



4.ビニールテープ(白) + 油性ペン

tapr&pen

ごく普通のビニールテープと油性ペン。
これは何かを固定したりするのではなく、簡易的なメモとして使います。
テープは手で切れるものが良いです。紙を破るように上下にねじり切れない場合は、左右に引っ張って引きちぎるようにすると少ない力で切ることができます。

Volumememo

リハ時のボリュームを書いておいたり、曲順を書いてシンセの端の方に貼ったり。
楽器に直接貼るというのは他パートだとなかなか難しい、キーボーディストのみが得られる利点ですね。活用できる点は遠慮せず活用していきましょう。

写真の場合、一番右のパッドにウインドチャイム、"↓"が音色のスプリットポイント、コントロールチェンジ4番でピアノとストリングスのクロスフェード、VALUEフェーダーでオルガンのロータリースピード切り替え、この日使う音色はI-Dの50番~、みたいなことがまとめられています。

もちろん紙に書いてどこかに置くなり貼るなりしても良いのですが、ビニールテープにすることでそれぞれ必要な場所に必要な情報だけを集められるのでかなり見やすくなります。
また、演奏中に絶対に飛んでいかないという安心感もあります。



5.番外編 シールド

shield

会場によってはチャンネル数の関係でモノラルでしか出せなかったり、会場の特性であえてモノラル出力の方が良い場合もあったりしますが、基本はステレオ出力なキーボード。
僕は特にシールド自体にこだわりはなく、キーボードを始めた当初からずっとCANAREを使っています。


初めから2本で1セットなデュアルケーブルなんてのもありますが、そうでなく普通にシールド2本を使う場合、あらかじめ2本のシールドをまとめておくと便利です。
更に2本を色で分けて、Lは緑、Rは青、みたいに決めてしまうと、スタッフさんに手伝ってもらいながら繋ぐ場合もスムーズで、繋ぎ間違いも起こりません。

shield2

イベントや会場の空気的に、シールドも色のついたものより黒の方が無難かな?という場合は、L側のみ両側の端子付近に黒テープを巻きます。これでも繋ぎ間違いを防げます。
普段からこうしても良いんですが、シールド自体の色が違う方がパッと見で分かりやすいですしね。
あとあんまりシールドの色分けをしている人って見ないので、個性が出るって意味でも気に入っています。



以上です。

思いがけず長くなってしまいました。ここまでお付き合いありがとうございました。
他にこんなのも便利だよ!とかあれば教えていただけるとありがたいです。

また新たに何か便利なものを見つけたら紹介してみようと思います。それでは。