2011piano5

最近周囲で「ピアノを始めたい!練習したい!」という声が多く聞こえてきまして。
何を買うかで迷っている方も多いようなので、僕なりに選ぶ際のポイントをまとめてみます。生ピアノと同じ88鍵、ピアノタッチのものを基本に考えます。
 
■対象者
・ピアノを趣味として楽しみたい。弾き語りをしたい
・作曲(DTM)のための制作ツールとしてピアノを使いたい
・普段は他の楽器メインのバンドマンだけど、ピアノも練習したい
 
ここではポピュラー音楽向けとさせて頂きます。本格的にジャズ・クラシックを弾きたい方は信頼できる先生の指導のもとで生ピアノを触ったほうが良いです。
レッスン以外で家で練習する用のピアノが欲しい、という場合には少しお力になれるかもしれません。

電子ピアノとは?

ざっくり言ってしまえばピアノの簡易版。主に一般家庭での使用を想定したピアノです。基本は88鍵で生ピアノに近い重めの鍵盤タッチです。比較的安価、場所をとらない、一人で持ち運べる=将来的にライブ等で使う機会が出てきても持って行ける、などが利点です。

価格、寸法、重量、音色、機能などのスペックを細かく見比べながら考えたい場合は、既にきれいにまとめられたサイトがたくさんあるので是非そちらを参考にしてください。

ピアノ初心者にオススメしたい【電子ピアノの価格帯】とは?

5万円以下で、見た目、タッチが好みのもの。本体にスピーカー、MIDI端子がついているもの

sp-250

僕が推奨するのは上記を満たしているものです。
価格は5万円以下でもスペック的に十分使えるものが揃っているので、よっぽど見た目に惹かれたとかの理由がなければ新品で5万円以上するものは選択肢から外してしまっていいと思います。
予算が余るなら、その分をレッスンなり教本なりに回しましょう。

選ぶ際のポイントとして、最も重要なのはハード的な部分です。
それが見た目、タッチ、スピーカーの有無、MIDI端子の有無あたりになるわけですね。
これらは買い換えない限り後から変更ができません。

反対にあまり重要視しなくてもいいのは、鍵盤の上についている小さいボタンでできること。
メトロノームやトランスポーズなどの基本機能はどの機種でも必ずついています。
演奏録音機能がついているものもありますが、自身の演奏を確認するなら携帯で動画を撮ってフォームごとチェックした方がいいと思います。

楽曲制作のツールとして使いたい場合、音色にこだわりたい場合は外部音源を鳴らすためにMIDI端子が必要です。本体のピアノが鳴らせれば十分、という場合はMIDI端子は特に必要ありません。

僕は上の写真、「KORG SP-250(生産完了品)」を2012年に3万円で買いました。何の不満も不具合もなく、今でも元気に自宅やライブで活躍しています。

現行品はSP-280ですね。

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見た目、スピーカーの有無はモチベーションに関わる

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外観は機能面では直接演奏に関係ありませんが、気分の乗る乗らないは顕著に音に現れます。
自分好みで触っていて楽しい、部屋にあって嬉しいと思うデザインが一番です。
実用性で考えるとすればライブ使用を考慮したときにステージ映えする、とかでしょうか。

スピーカーについてですが、ライブ使用をメインに考えて作られた所謂ステージピアノには付いていないことが多いです。
見た目では分かりにくいこともあるので、メーカーのサイトから仕様やスペックをチェックしましょう。

電源を入れてボリュームを上げればすぐに音が鳴る、というのはとても大切です。
歌や他の楽器の練習をしている最中にちょっと鍵盤で音を確認したいな、というときにも役立ちます。

あとは細かいところで、スピーカー出力だと「弾くと本体が震える」のも気持ちよく弾くポイントだったりします。この辺りはギターやベース奏者には伝わりやすいかなと思います。

鍵盤タッチについて

PfTouch

ピアノ的な表現をしようと思うと、やはり重めの生ピアノに近いタッチのものがいいです。軽いと強弱の幅を出すのがすごく難しいです。

余談ですが、ピアノを省略して書くときは「Pf」と書きます。
これは「ピアノフォルテ」の略で、音楽記号でピアノ=弱く、フォルテ=強くという意味です。それだけ強弱が大切にされる楽器ということですね。

軽:ライトウェイト(ノンウェイテッド、アンウェイテッド)鍵盤
中:セミウェイテッド鍵盤
重:ウェイテッド鍵盤

タッチの種類としては上記の3種類があります。
各区分の中でも微妙に違いがあり、気にする人はすごく気にします。が、実際は弾いているうちに気にならなくなる場合がほとんどだと思います。

こればっかりは実際に自分で触らないと分からないので、気になる場合は楽器屋さんで触らせてもらいましょう。
またスタジオ、ライブハウスなど出先でピアノを弾く機会もありそうなら、色んな鍵盤に触れて何を使っても全く同じように弾けるようにしておく、ということも大切です。

88鍵ならほとんどがウェイテッドで作られていますが、まれにセミウェイテッドのものもあります。


つい最近Alesisから88鍵、セミウェイテッドのものがでました。
電池駆動可、スピーカー内臓ということで野外で特に力を発揮しそうです。

具体的な候補としては、このあたり

全て5万円以下、スピーカー内臓です。
ざっくり紹介していきますので、詳細は各社の製品サイトを確認してみてください。


CASIO PX-160 / ¥42,000 前後

CASIOは家庭用・低価格帯での出来の良さを追求しています。
おもちゃ系のキーボードも出しているのでそっちのイメージが強いかもしれませんが、ピアノは全く別物です。
タッチ、音色、造りも他のメーカーと比べて遜色ないどころか、この価格帯では最高のコストパフォーマンスかもしれません。
USB-MIDI端子有り。ヘッドフォン端子が2つ付いているのも特徴です。






YAMAHA P-45 / ¥36,000 前後

YAMAHAの特徴はタッチ、音色とも他のメーカーに比べてより生ピアノに近づけようとしている点です。カシオより少し重めのタッチ。
デザインは良くも悪くも普通です。できるだけ安く、そこそこのものを!という目線でいくなら良い選択肢だと思います。
USB-MIDI端子有り。上位機種にP-115(¥42,000~)、P-255(¥95,000~)があります。





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KORG LP-180 / ¥40,000 前後

こちらはスタンド、フタまで付いたがっしりしたもの。
普通は電子ピアノを買ったときに付属するのは音を伸ばすためのダンパーペダルのみですが、こちらは全部付いて4万円。ただし持ち運びはできません。

KORGの特徴はなんと言っても最も重いタッチ。僕がピアノ鍵盤にKORGを選んだのも重いタッチが好きだからです。
重いと疲れやすかったりもするのですが、その分練習用としては指の筋力が鍛えられます。KORGのピアノを触っておけばどの鍵盤を弾いても怖くないです。
MIDI-OUT端子有り。ヘッドフォン端子も2つ付いています。



ちなみにCASIOやYAMAHAのようにコンパクトなのはこちら。


KORG SP-280 / ¥47,000 前後

僕が現在も使っているSP-250の後継機種です。
持ち運びができて、タッチの重さは健在。こちらもMIDI-OUT端子が付いています。



電子ピアノを選ぶ際のポイント まとめ

・予算は5万円以下で十分
・外観、端子、タッチ、持ち運びの可否など換えのきかないハード部分を優先して考える

以上です!
どのメーカーを選べばいいみたいなものはありません。モノで選びましょう。

あとは事前に寸法をチェックして、大体部屋のこの辺りに置く!とかは決めておいた方がいいかもしれませんね。
それによってスタンドが必要かどうかも変わってきます。必要なら一緒に注文して一気に設置してしまったほうが楽です。

おまけ
 


それでは、良い鍵盤ライフを!